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VANLIFE PEOPLE #02

" VAN TRIP "で広がる新しい世界

SHIMASAKI & Mercedes-Benz Sprinter 317 CDI

hair salon LISALISA | 美容師 / オーナー
vantripskateboard | クリエイティブデザイナー
HANTEN | 陶芸家

島崎 千成 さん( 40代 / 愛知 )

Mercedes-Benz Sprinter 317 CDI

メルセデス・ベンツ 317 CDI スプリンター(2019年式)
愛車歴:2年 バンライフ歴:2年

2025.01.14

旧友との再会で思い出した
愛車に求めた“自分らしさ”や“遊び心”

名古屋でヘアサロンを経営する島崎さんの趣味は、数年前から始めたというバンライフ(車中泊旅)。愛車は海外で商用バンとして使われてる「メルセデス・ベンツ 317 CDI スプリンター」で、バンライフにピッタリな広い室内空間が特徴的な一台。若い頃には旅先でよく車中泊していた経験があるが、バンライフを本格的に始めたのはこのスプリンターから。きっかけは旧友との再会だったという。

「3年前の初日の出を見に行った際に、10年ぶりにある友人と海で再会したんです。その時彼が乗っていたクルマ(ランドクルーザー78プラド)がバンライフ仕様にカスタムされていて、めちゃカッコよくなってて。しかも自分の手で木板を張ったって言うから、もう最高じゃん!って笑」

その友人とは、島崎さんが若い頃、仲間同士で共同生活をしていたほどの気の合う友人の一人だった。

「彼とは20歳頃にライブハウスで出会いました。それから一緒にパンクロックのライブに行ったり、スケボーを含めた横乗りスポーツで遊んだり、同じカルチャーで育った感覚。彼がマウンテンボードのツアーでアメリカに渡るって時は、美容師の僕が彼の頭を豹柄にしたりして笑。最高の出来でした!いわゆる青春時代を一緒に過ごしたってやつです」

ところが、そんな“同じカルチャーで育った”はずの友人との再会で、ある違和感を感じたという。

「彼のプラドを見た時、彼らしくて面白いな!と思ったんです。それと同時に僕がその時乗っていたクルマが、自分に似合ってないな、、、と感じて。そしたらもう急に恥ずかし気持ちになりましたね笑。その当時乗っていたのはレクサスRXで、もちろん良いクルマであるのは間違いないんですが、どこか物足りなさを感じてて、、だからその後すぐに自分にはどんなクルマがいいんだろう??って探し始めました」

振り返れば、若い頃に父親から譲り受けた日産マーチをどうにか格好良くならないかと工夫を楽しんだり、無骨なオフロードカーに惚れ込んでJEEPラングラーに乗ったり、クルマはいつも自分らしさを表現するパートナーのような存在だった。友人との再会でそのことに気付かされ、あの頃の“自分らしさ”や“遊び心”を求め、たどり着いたのが、このスプリンターだった。

「だいぶ大きなクルマですが、日常使いからバンライフまでこのスプリンター1台で過ごしています。立って歩けるほどの広さが魅力で購入したクルマで、バンライフ仕様のカスタムは内装の壁やベッドなど自作したりして楽しんでます。板張りの下には断熱剤を入れたり、バンライフの暑さ・寒さ対策にもこだわって。やりたいことはまだまだいっぱいあるので今後も楽しみです」


友人とスケートボードブランドも立ち上げ
世界を広げてくれたバンライフ

20代で美容師になって以来“いい美容師になりたい”という想いで仕事と向き合ってきた島崎さん。40代を目前とした2017年には独立し、経営者と美容師として、日々奮闘してきた。そんな中で始めたバンライフは、新たな趣味を始めたり、今までの働き方を見つめ直すきっかけにもなったという。

「僕は若い時から休みもあまり取らず仕事に突っ走った方だと思います。仕事をしていれば、上手くいく事もあればいかない事もありますよね、、独立してからより一層、そういった壁や新たな課題を感じるようになってきたんです。ちょうどその頃にバンライフを楽しんでいる旧友との再会もあり、もう少し肩の力を抜いて仕事以外の時間を増やしてもいいんじゃないかって、、、そのほうが人としての面白さも幅も広がるんじゃないか?!って」

経営者として働き方を考える中で、仕事中心だった自身の働き方も見つめなおし、バンライフをはじめとする趣味の世界へ没頭していく。以前から興味のあったという陶芸を始めると「HANTEN」というブランドコンセプトを掲げ、独創的な創作活動を続けている。さらには、かつての“横乗り仲間”の友人と共に「VAN TRIP SKATEBOARD」というバンライフを楽しむためのスケードボードブランドも立ち上げる。

「もともと僕らはスケボー少年ですが、40代になった今だからこそ、面白い事をしようって友人の誘いもあり、ブランドを一緒に立ち上げました。40を超えたおじさんのするスケートボードは、オーリーとかキックフリップとかに挑まなくていい。旅先でコーヒーでも飲みながらゆっくりクルーズしようよ!っていうのがコンセプト。車中泊の旅に連れて行きたくなるようなクルーザータイプのスケートボードデッキで、まずは自分たちの“ワクワク“を中心に置いてバンライフを楽しむが根っこにある活動なんです」

デッキは岐阜県産の一枚板を自分たちの手で一枚一枚シェイプして作るオリジナル製品。「BUCKET LID SHAPE」と名付られたそのモデルは、たまたま目に入ったという“バケツの蓋”からガイドラインを引いて、ノーズやテールのラインを形どっていくといくというユニークな製法だ。こうした趣味の活動は、本業である美容師の仕事にもよい影響を与える良い流れになったという。


「仕事でお客さんにクルマの話や車中泊していること、スケボーブランドを立ち上げた話をすると、それいいね、おもしろいねって言ってもらえて。自然と仕事もやる気が出てきて良いモチベーションで仕事に取り組めるようになりましたね。あとは、それらを通じて出会った人たちと接する時間が増えるたび、もっと広い世界で生きていたいと実感したんです。やっぱり仕事も趣味も両方充実してた方が面白い。うん、面白い生き方をしたいなあって」


仕事も趣味も充実してきた今、今後は家族ともっと楽しめるためのバンカスタムを考案中とのこと。毎年年末には、娘さんと初日の出を見に行くのが恒例となっていて、年越しバンライフを楽しんでいる。

「 大晦日の夜にはバンライフをしながら、車の中で食べたすき焼きが美味しかったですね。そのまま車中泊をして年越して、初日の出を見た後に海岸沿いを親子で一緒にするスケボークルージングは本当に気持ちいいんです。また行きたいですし、予定を立てるのもまた、楽しみのひとつですよね」

愛車とバンライフは“ライフパートナーでありアイデンティティ”と話す島崎さん。仕事も趣味も、家族との時間にも、バンライフを通して島崎さんの世界に新たな広がりを見せている。

PICKUP.01

VAN TRIP SKATEBOARD

友人と立ち上げたスケートボードブランドVAN TRIP SKATEBOARD。「コーヒーでも飲みながらゆっくりクルーズしようよ! 」をコンセプトに、ゆったりバンライフ旅を楽しむためのスケートボード。写真はその友人Takeさん

PICKUP.02

VAN TRIP SKATEBOARD GOODS

VAN TRIP SKATEBOARDでは、自分たちの手でデザインしたTシャツやキャップなどのアイテム展開中。

PICKUP.03

テーブル

中央に配置された一枚板のテーブルは、島崎さん自らの手でサンダーをかけて仕上げた一品。観音開きのラゲッジドアをオープンにすれば、旅先の絶景を眺めながら、ゆっくりコーヒタイムを過ごせるくつろぎの空間に。

PICKUP.04

車内空間でHANTENの作品展示

立って歩けるほどの広さの車内空間は、イベント時には、ギャラリーとしても使える。什器や荷物など軽々収納可能で、もちろんそのまま車中泊もできる。写真はHANTENの作品展示の様子。

LUGH customer reviews

魔法瓶ブランケット「LUGH」が自宅にとどいて、まず気に入ったのがパッケージの収納袋がオシャレでカッコいいって事。持ち運びもしやすいしクッションとしていいかも!?ってワクワクしました。自分のクルマ(sprinter)は大きさを活かして、通常は椅子とテーブルを配置。それが車中泊の旅に行く時はベットになるっていう2WAYです。いつもはクッションとして置いて、車中泊の旅に出る時はブランケットとして使用してっていう、同じ2WAYだなって愛着がわきました。
ブランケットを最初に使用した際には、触れた瞬間から暖かさの違いを実感!そして、長時間使用しても暑さがこもらないってのもお気に入りポイントです。ちょっとした日帰り旅にも、車中泊旅にも使える嬉しいアイテムが仲間入りです!自宅で家族も気に入ったみたいなので追加購入したいと思います。

島崎さんが使用しているブランケットはこちら

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