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VANLIFE PEOPLE #09

境界を描く日常、
境界を超えるバンライフ。

MIWA & MAZDA BONGO VAN

建設業・コーヒー豆屋・子ども食堂理事

三輪 コーヘイ さん( 40代 / 滋賀 )

Mazda Bongo Van

マツダ ボンゴバン (2009年式)
愛車歴:5年 バンライフ(車中泊)歴:25年

2026.01.28

サーフィンからはじまった
バンライフのかたち

三輪さんのバンライフ歴(車中泊歴)は25年。
滋賀県という「海なし県」で、趣味のサーフィンを楽しむための工夫から、そのバンライフは始まった。

「海なし県に住んでいるので、サーフィンをするにはどうしても長距離移動になります。それで車中泊を始めました。本格的に車を改造し始めたのはコロナ禍ですね。あまり遊びに行けなくなって、娘と車内で遊べるようにと思い、内装にもこだわり始めました」

これまで三菱デリカ・スターワゴンやトヨタ・グランビアなど、数々の車を乗り継いできた三輪さん。現在の相棒として選んだのは、マツダ・ボンゴバンだ。
日頃は、道路の区画線や路面標示などの白線を引く仕事に携わっており、仕事柄、道路やクルマとは切っても切れない関係にある。毎日、境界線を引く仕事をする一方で、休日にはその線を越えるようにクルマで出かけ、自由な時間を楽しむ。
そんな三輪さんにとってクルマは、単なる移動手段ではなく、仕事と暮らし、日常と非日常のあいだを柔らかくつないでくれる存在でもある。

「今の車の前はスズキのエブリイで、今と同じようにカスタムしていました。ただ、軽自動車だと後部座席を潰すと家族3人で乗れなくて。前席で3人乗れるボンゴに乗り換えました。内装は山小屋をイメージして作っています」

木の温もりに包まれた車内は、まさに走る小さな山小屋。その空間を象徴するのが、三輪さん自作のスライド式キッチン台だ。ラゲッジスペースからそのまま引き出すだけで設営はわずか1分。手間をかけずに“いつもの場所”が立ち上がる。
料理をしたり、豆を挽いてゆっくりコーヒーを淹れたり。流れる景色やその土地の空気を感じながら過ごすこの場所は、三輪さんにとってバンライフの時間をいちばん贅沢に味わえる“特等席”になっている。

「仕事があるので頻繁には行けないんですが、普段は近場の朝日の見える場所を選んで、車中泊やキャンプを楽しんでます。最近は魔法瓶ブランケットのおかげで、冬の車中泊がかなり快適になりました。今までは真冬用のシェラフが必須だったんですが、もう必要なさそうです(笑)」


暮らしの延長にある挑戦。
コーヒーとバンライフが導いた、境界のない活動

三輪さんの活動を語る上で欠かせないのが、自身のトレードマークを冠した「髭の珈琲」だ。趣味で始めたコーヒー焙煎は、やがて暮らしの一部となり、人とのつながりを生み出していった。

「もともとコーヒーが好きで、自分の分は焙煎して飲んでいました。個人で焙煎して販売している人をSNSで見て、自分にもできるかもと思って始めたのがきっかけです。それから販売量が増えるにつれて家族から苦情が出るようになって(笑)、庭に焙煎小屋をDIYで建てました。」

基本はネット販売とカフェへの卸し。最近では、散歩がてら豆を買いに来てくれる人も増えてきたという。そんなコーヒーを通じた縁が、子ども食堂の活動へとつながっていく。

「子ども食堂の理事長は、僕がコーヒー豆を卸しているカフェのオーナーなんです。あるイベントに一緒に行ったのをきっかけに、『来てもらうんじゃなく、こちらから子どもたちに会いに行く子ども食堂をやろう』という話になりました。車中泊や旅が好きな自分とも相性が良くて、今の理事3人で立ち上げました」

そして始まったのが「やさいごー」という名の子ども食堂の支援活動。その名の通り野菜をきっかけに子どもたちと出会う出張型の子ども食堂だ。最近では、クラウドファンディングで多くの支援を募り、活動用となるバンを購入した。車両のDIYカスタムは、これまでの経験を活かして三輪さんが担当。たくさんの想いと期待を積み込み、いよいよ“会いに行く”活動が走り出している。

「全国の子どもたちに会いに行く活動と、コーヒーの焙煎。まだ始まったばかりなので、うまく自分のバンライフと共存していけたらいいなと思っています。どこへ行くにもクルマは切り離せない存在ですし、気軽に車中泊の旅ができるので、これからもずっとバンライフは続けていくと思います」

境界のない暮らしを求めて、三輪さんのバンライフは、これからも走り続ける。

PICKUP.01

自作のスライド式調理台

料理をしたり、豆を挽いてゆっくりコーヒーを淹れたり。流れる景色や空気を感じながら過ごすこの場所は、三輪さんにとってバンライフの時間をいちばん贅沢に味わえる“特等席”になっている。

PICKUP.02

キャリア

最近はサーフィンよりも、すっかりSUPが定番になったという三輪さん。キャンプ道具やSUPのパドルを積めるキャリアは、車内を窮屈にすることなく荷物を運べる頼もしい存在で、バンライフには欠かせない相棒になっている。

PICKUP.03

自作の棚

車内の自作棚には、のんびり読書を楽しむための本やお気に入りの小物がずらり。三輪さんにとって、旅先でも“いつもの心地よさ”を感じられる空間をつくり出している。

PICKUP.04

山小屋風の車内

全体をウッドでまとめた車内は、まるでフィールドに建つ山小屋のような佇まい。
必要なものを、必要な場所に。使いながら手を入れてきたラフな仕上げが、気負わず過ごせる落ち着いた空気をつくり出している。

PICKUP.05

ボンゴバン

自身で描いたイラストをボディにまとった、世界に一台だけのボンゴバン。
クルマも表現の一部として楽しみながら、自分らしさをそのまま形にした“自分仕上げ”の一台だ。

customer reviews

魔法瓶ブランケットのおかげで冬の車中泊が、より快適になりました。今までは、車内でも冬はしっかり真冬用のシェラフを使っていたんですがもう必要なさそうです。

三輪さんが使っている商品こちら

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