魔法瓶ブランケットを使って寝る時の最適な服装は?サーモカメラを使った車中泊レポート

冬の車中泊やキャンプ。
エンジンを切った車内は、想像以上に冷え込みます。
「寒くて眠れないのは避けたい」
そう思って、就寝時につい厚着をしてしまう方も多いのではないでしょうか。
ダウンを羽織り、フリースを重ね、もこもこの状態で寝袋に入る、なんて経験一度はあるかと思います。
では、魔法瓶ブランケットに包まって寝る場合、どのような服装が一番最適なのでしょうか?
今回、実際に車中泊のシチュエーションを想定し、
着ている服装によってブランケット内の温度がどれくらい変わるのかをサーモカメラと温度計を使って検証してみました。
【測定条件】
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● 時期:12月半ば |
| ● 場所:神奈川県川崎市丸子橋沿い |
| ● 天気:雨 |
| ● 外気温:5℃ |
| ● 時間:AM 9:50~10:15 |
| ● 使用ブランケット:6層モデル / Lサイズ2枚 |
| ● 車種:トヨタ ハイエース レジアスエース(グレードDX) |
※クルマ自体に防寒対策はしていません。
【測定方法】
①車内にコットを置き、1枚は敷き布団のようにもう1枚は掛け布団のように魔法瓶ブランケットを使用。

実験前後のブランケット内の温度変化も測定しました。

▼実験スタート
A.肌着+フリース+ダウン
まずは「肌着+フリース+ダウン」の組み合わせ。
やはり、寝る時もたくさん着込んだ方が暖かくなるのでしょうか?
実験開始時より、+3.9℃ブランケット内温度が上昇しました!
しかし、サーモ画像を見ると、ダウン部分(上半身)は外気とあまり変わらない色味。
思ったほど、ブランケット内が暖まっていない印象です。
B.肌着+フリース
続いて、「肌着+フリース」。
ダウンが無い分、少し心許なく感じますが、結果はどうなるのでしょうか。

実験開始時より、+5.7℃ブランケット内温度が上昇しました!
サーモ画像のフリース部分(上半身)は、「A. 肌着+フリース+ダウン」と比べて、
色味の変化がよりはっきりと見られます。
比較してみると…

意外なことに、
「A.肌着+フリース+ダウン」よりも
「B.肌着+フリース」の方が、ブランケット内は暖かい
という結果になりました。
その理由は…
薄着で寝た方が、身体から発する熱がブランケット内に循環しやすいためです。
魔法瓶ブランケットの2層目に使用している「吸湿発熱シート」は、
身体から出る汗を吸湿し、熱に変えてブランケット内を暖めます。
しかし、着込みすぎると汗が吸湿されにくくなり、「吸湿発熱シート」の機能が十分に発揮されません。
その結果、ムレやすくなる場合もあります。
また、ダウンジャケットを着用した場合、
ダウンジャケット自体の保温性能によって体の周囲は暖かくなりますが、
その熱が外に逃げにくくなるため、魔法瓶ブランケット4層目「ポリエステルシート」の断熱・発熱効果が発揮されず、
ブランケット本来の保温力を、うまく活かせていない状態になってしまいます。
寒い夜ほど、つい重ね着したくなりますが、魔法瓶ブランケットに包まって寝る場合は“着こみすぎない”のがポイント。
・肌着+スウェット
・肌着+フリース
などの熱を通しやすい服装がオススメです。
肌寒い季節は、魔法瓶ブランケットの性能を活かして快適な睡眠でアウトドアをお楽しみください。






